情報倫理 -これを知らずしてネットすべからず-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DIF220 |
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教員名 | 棚橋 二朗 |
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専門 | 組込みシステム工学 情報倫理 |
出身校等 | 北海道情報大学大学院 経営情報学研究科(経営情報学専攻) |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 システム情報学科 准教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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指定の教科書にて述べられている全ての内容、および学習プリントを範囲とします。 |
試験範囲 |
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科目試験は、指定の教科書にて述べられている全ての内容を範囲とします。
学習プリントは試験範囲ではありませんが、レポートを書く際の参考としてください。 【試験時参照許可物】 一切自由 ※ただしWebページ(通信教育部POLITEを除く)と生成系AIの参照は不可とする。 |
科目の概要 |
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身近なパソコンやインターネットを主としたIT(情報技術)の進展によって、我々は今までに経験をしたことのない新しい社会の中で生活をするようになってきました。
その結果,多くの人々が社会を形成する手段の一つとして、コンピュータやパソコン,スマホ,インターネットなどのITを利活用した情報を生活に役立てる情報社会が生まれました。 このような社会では他人と対立することなく、秩序ある生活を送るために情報やネットという今や我々の生活になくてはならないものとどのように付き合っていくかを考えなければなりません。そのために、最低限知らなければならないことや守らなければならないことを『自ら考えること』が必要です。その手助けをするのがこの情報倫理という科目です。 |
授業における学修の到達目標 |
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ネットの世界はある意味、バーチャルの世界といわれますが、守らなければならないルールは基本的にリアルの社会と同じです。ただ、あくまでネットの世界はバーチャルの世界であることを認識することが重要で、それがリアルの世界との違いを表しています。そのことを十分理解し、ネット特有の対処の仕方を正しい知識と倫理感で判断できるよう、『自ら考えること』が自然とできるようになるのがこの講義の目標です。
難しい理論とか公式などはありません。人々がお互い快適な生活を送るための心構えを十分身につけてください。 |
講義の方針・計画 |
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第1回: 第1章 情報倫理とは
第2回: 第2章 情報社会とインターネット , 進化と変遷 第3回: 第3章 ネット時代のコミュニケーション 第4回: 第4章 メディアの変遷 第5回: 第5章 メディア・リテラシー 第6回: 第6章 情報技術とセキュリティ 第7回: 第7章 インターネットと犯罪 第8回: 第8章 個人情報とプライバシー 第9回: 第9章 知的所有権とコンテンツ 第10回: 第10章 企業と情報倫理 第11回: 第11章 科学技術と倫理 第12回: 第12章 ビッグデータとAIの倫理 第13回: 第13章 デジタルデバイドとユニバーサルデザイン 第14回: 第14章 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)と情報モラル 第15回: 第15章 情報通信社会とリテラシー |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 試験は教科書の内容をストレートに問うものとなっています、ノートを作成するなどしっかりと復習してください。 教科書の内容は科目試験で確認しますので、レポートでは教科書の内容を過度に引用する必要はありません。『自ら考えること』を念頭に、自らの規範的主張を行ってください。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについてコメントを付与して返却します。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー 改訂3版
著者名:高橋慈子・原田隆史・佐藤翔・岡部晋典 発行所:技術評論社 ISBN:9784297134150 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2024学年暦」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(必修)、情報6の4 |
関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |