教職実践演習(中・高)
単位数 | ナンバリングコード |
---|---|
2 | DTP394 |
|
|
教員名 | 五浦 哲也 |
---|---|
専門 | 特別支援教育、生徒指導、教育相談、カウンセリング、教育心理学 |
出身校等 | 北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床専攻 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
|
|
教員名 | 椿 達 |
専門 | 教育学(教育制度、学校教育、教師教育、進路指導・キャリア教育、数学教育など) |
出身校等 | 上智大学理工学部数学科卒業、筑波大学大学院教育研究科修了 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
|
|
教員名 | 渡邉 仁 |
専門 | 教育学・教育心理学・学校心理学 |
出身校等 | 北海道大学 |
現職 | 北海道情報大学経営情報学部 准教授 |
|
|
教員名 | 別所 正一 |
専門 | 教育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 教職実践演習(中・高) 商業科教育法Ⅰ・Ⅱ |
出身校等 | 札幌大学 |
現職 | 特任講師 |
授業形態 |
---|
後期面接授業 |
授業範囲 |
---|
学習用プリントの内容すべて |
試験範囲 |
---|
学習用プリントの内容すべて |
科目の概要 |
---|
1.本科目は、教員として必要な資質・能力の最終的な形成・修得と本人及び教員による確認を目的とする
ものであり、教職課程のいわば集大成とでもいうべき科目である。 2.上記の目的を果たすために、本科目では,自分や他の学生の教育実習での経験に対するとらえ返しと検 討を行ない、それを踏まえた上で,教員の職務や責任、生徒理解・指導と学級経営について考察するとと もに、学習指導(ICTの活用を含む)にまつわる実践的指導力の向上の実現と今後の課題の析出に努める こととする。 3.授業展開について(「教科に関する科目」の担当教員にも便宜、指導を仰ぐ場合がある) 担当教員4名の各自が年に数回同一内容の授業をスクーリング形式で行う。 |
授業における学修の到達目標 |
---|
教員として、求められる資質能力(教員としての責任感や教育的愛情、社会性・対人関係能力、生徒理解・指導や学級経営にまつわる実践的指導力、学習指導にまつわる実践的指導力)のより一層の向上を図り、教職に関する適性の獲得を目指す。
教職課程の履修履歴を履修カルテで振り返り、将来教員になる上で、自分にとって何が課題であるかをあらためて自覚する。 |
講義の方針・計画 |
---|
第1回:教職課程に関する学習履歴全般の振り返りと自己課題の検討
第2回:教員の職務(組織運営を含む)・責任に関する講義(全体) 第3回:教員の職務(組織運営を含む)・責任に関する協議(全体) 第4回:生徒理解・指導と学級経営に関する講義(全体) 第5回:生徒理解・指導と学級経営に関する協議(全体) 第6回:教科の指導に関する講義(全体) 第7回:ICT活用の理論と実践に関する協議(全体) 第8回:模擬授業(LHR 進路・健康・安全)実演と検討会(グループ別) 第9回:模擬授業(LHR 学校行事)実演と検討会(グループ別) 第10回:模擬授業(総合的な学習/探究の時間)実演と検討会(グループ別) 第11回:模擬授業(数学)実演と模擬授業に関するグループ協議 第12回:模擬授業(情報)実演と模擬授業に関するグループ協議 第13回:模擬授業(商業)実演と模擬授業に関するグループ協議 第14回:模擬授業(研究授業)実演と模擬授業に関するグループ協議 第15回:まとめ(グループ別) |
準備学習 |
---|
教育実習で使用した教材や指導案を、実習校で指導された内容で見直し、模擬授業を実施する準備を行う。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
---|
スクーリング(対面授業)で、その都度、コメントする。 |
成績評価の方法およびその基準 |
---|
その他:100%[討論への参加の状況,模擬授業の準備や実演およびグループ協議への参加意欲や態度をもとに総合的に評価する] |
教科書 |
---|
特に指定しない |
参考書 |
---|
参考書は特に指定しない。 |
その他 |
---|
参考資料として、教育実習時に使用した教育実習日誌や指導案、教材を見直し、模擬授業を実施するための資料を準備し、授業実施2週間前を目処に提出する。 |
試験期間 |
---|
試験実施なし |
学習プリント |
---|
あり |
教職科目 |
---|
情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修) |
関連受講科目 |
---|
教育実習Ⅰ・教育実習Ⅱ・教育実習Ⅲ |
担当教員の実務経験 |
---|
椿 達
1986年から2015年まで29年間、北海道立高校で数学の教員(2011年から教頭)の経験が在り、教師を目指す学生たちの教職の土台となるような実践的な授業づくりに努めている。 五浦 哲也 1985年から31年間、京都市及び北海道の公立小中学校で教員経験がある。教務部や研修部及び教育実習生の担当経験を活かし、教育実習を通して学生が主体的かつ深い学びができるよう実践に即した授業づくりに努めている。 渡邉 仁 2004年から2021年まで、北海道の公立高校教員としての実務経験がある。また、定時制高校での勤務において、暴力行為・停学・不登校・中退・自傷行為・虐待事案等の様々な生徒指導上の問題への対応を行ってきた。さらに、高校教員として勤務しながら教育心理学に関わる研究を行い、そこで得た知見を教育現場にフィードバックし、日々生徒と向き合っていた。授業ではこれらの経験を生かした実践的・理論的な授業になるように努めている。 別所 正一 1981年から2019年まで、公立高等学校で専門教科の教員として教科指導や生徒指導に携わる。 2004年から2015年までは管理職(教頭、校長)として、学校経営・管理運営及び教職員の教育指導に携わる。教員として教材開発や授業評価等の研究を実際の授業に生かしてきた。本講では、実務経験を踏まえ、個に応じた授業計画、教材研究の重要性、授業評価の必要性などを履修学生とともに研究を進め、対応力の高い教科指導と生徒指導の実践に生かしていける教育を実施する。 |