ヘルスリテラシー入門 -医療や健康について正しい情報と知恵を身につけ、病気から体を守りましょう-

単位数 ナンバリングコード
2 DCS110
教員名 西平 順
専門 内科学、医療情報学、分子医科学
出身校等 北海道大学 医学部 医学博士(北海道大学)
現職 北海道情報大学 非常勤講師
授業形態
前期インターネットメディア授業・後期インターネットメディア授業
授業範囲
第1章~第15章までの講義資料に基づいて、実施する
試験範囲
第1章~第15章までのすべての範囲
(持ち込み許可物)一切自由
(試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。
科目の概要
健康や医療に関する情報が、医療従事者だけでなく広く一般の人々も入手できるようになり、市民も医療の質を評価・判断・選択し、取り入れる力が必要な時代になってきました。健康や医療に関する情報は日々進歩し、様々な本・文献、インターネット等で提供される情報は玉石混交になっています。正しい健康情報を見極め、自分にふさわしい自己決定ができるように、健康に関する情報の特徴、適切な収集方法、生活への取り入れ方を解説します。
「学習者適応型e-learningシステム(POLITE)」を利用して行いますので、使い方に慣れておいてください。
授業における学修の到達目標
健康や医療に関する情報を効果的に収集・理解・判断し選択する能力「ヘルスリテラシー」を向上させる。
講義の方針・計画
健康維持に必要な知識を学び、自身ならびに地域の人々の健康意識の高い地域社会を構築することを目的に、医療、健康、食の安全などについて多面的に学習する。

1.健康における情報と意思決定
2.より良い意思決定とは何か
3.エビデンスに基づいた健康
4.ナラティブによる情報
5.インターネット上の保健医療情報の見方、探し方
6.医療の質を評価する視点
7.ヘルスリテラシーとヘルスコミュニケーション
8.患者-医療者関係の変化と協働の医療
9.専門家とのコミュニケーション実践法
10.医療安全とコミュニケーション
11.健康食品との付き合い方
12.ヘルスプロモーションと地域づくり
13.生活習慣と環境を変える方法
14.人と人とのつながりと健康
15. 健康を決める力とは

準備学習
参考書(戸ヶ里泰典・中山和弘編「市民のための健康情報学入門)を講義の前に、目を通して講義に臨むこと
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
Eラーニングによる授業ですので、繰り返し学習し、知識の定着に努めて下さい
IM授業は、練習問題を解答すると、解答に応じたコメントを画面に表示する。
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
特にありませんが、記載の参考書を参考にしてください
参考書
戸ヶ里泰典・中山和弘編「市民のための健康情報学入門」NHK出版 2013
講義の都度、紹介する。
その他
なし
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
 
教職科目
関連受講科目
食と健康情報
担当教員の実務経験
札幌・江別地区で、住民を対象にしたヘルスリテラシーをテーマにした講演をしており、また江別市立病院での医師としての実務経験も活かし、学生への講義内容を充実させている。
レポート課題
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