情報システム学概論II -企業におけるIT活用の主要な分野とは?-

単位数 ナンバリングコード
2 DBA307
教員名 明神 知
専門 エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)、システムダイナミクス、ビジネスイノベーション、情報セキュリティ・アーキテクチャ、サービスデザイン思考、ソフトウェア工学、教育工学、デジタルビジネス開発方法論
出身校等 大阪大学 大学院 基礎工学研究科 修士課程修了
現職 北海道情報大学 非常勤講師
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業
授業範囲
学習用プリントの内容すべて
試験範囲
授業の範囲(第1回から第15回)
(持ち込み許可物)一切自由
(試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。
科目の概要
 インターネットやスマートホンによって情報技術(IT)が社会のあらゆるところに活用されるに至り、企業情報システムはビッグデータやAIなどのデジタル技術を駆使したデジタルビジネスを生み出している。企業の主要な業務領域ごとにどのような情報システムがあるか概観することにより、IT の高度活用が、いかに企業の競争優位性の確立に有効であるかを学ぶ。
授業における学修の到達目標
・IT の高度な利活用が、企業の競争優位性と深く関わっていることを理解する。
・企業の基幹業務を支える情報システムの特徴を主要業務別に理解する。
・企業情報システムの現状とAIビジネス などIT の高度な利活用の動向を理解する。
講義の方針・計画
第1回:オリエンテーション(情報システム学概論Ⅰの復習)
第2回:企業情報システムの動向
第3回:業務知識と企業情報システム
第4回:流通情報システム
第5回:製造システム
第6回:ERP
第7回:マーケティング情報システム
第8回:人事情報システム
第9回:財務情報システム
第10回:金融情報システム
第11回:経営情報システム
第12回:エンタープライズ・アーキテクチャ
第13回:ビッグデータとデータアナリシス
第14回:クラウドコンピューティング
第15回:AIビジネスデザイン
準備学習
印刷授業は、学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、学習用プリントの内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
課題や教材に関する質問に回答する
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
なし
参考書
IT Text 情報システムの分析と設計,伊藤,明神ほか,オーム社,978-4-274-22817-9,2022年
業務知識と情報システム、後藤靖國、講談社出版サービスセンター、1997年
図解でよくわかるSEのための業務知識、克元亮、日本能率協会マネジメントセンター、2011年
その他
なし
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
関連受講科目
前提知識として、「情報システム学概論I」を学んでいることが望ましい。
担当教員の実務経験
あり 実務経験(情報システム会社におけるITコンサルティング AIシステム開発 DWH開発、大規模プロジェクト管理、ERP導入支援 CIO補佐官業務 情報サービス産業白書部会長 EAコンサル)を活かして実践的な教育内容にすることと、質疑に対して実務での応用例を交えて答える。
レポート課題
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