経営情報システム -企業経営と情報技術-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DIF214 |
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教員名 | 向原 強 |
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専門 | 経営学,GIS,経営情報システム |
出身校等 | 北海道大学 大学院経済学研究科 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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学習用プリントの内容すべて |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)試験は,教科書「経営情報システム(第4版)」の内容から出題します。 |
科目の概要 |
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情報技術(IT)が企業経営に活用されるようになったのは昨今のことではない。しかし、ITがハードウェア、ソフトウェアの両面で劇的な進歩を遂げたことによって、その役割や期待は大きく変容してきた。特に企業経営で利用される情報システム(Management Information Systems、 広義のMIS)は単にビジネス情報を活用するためのインフラではなく、企業のコアコンピタンスを形成する上で重要な要素となっている。本講義では、このようなMISの重要性を踏まえた上で、まず、(1)情報処理に関する基礎概念を学習する。ここでは、ハードウェア、ソフトウェア、システム開発技法、およびプログラミングなど技術者サイドで必要な知識の習得に加え、利用者側で必要なエンドユーザコンピューティング(EUC)ツール、特に、表計算ソフトウェアやワープロソフトウェアなどマルチメディアを利用した文書デザインツールの活用方法について学習する。次に、(2)経営学的な観点からMISの理論的フレームワークを学習する。ここで対象となるMISには、基幹系情報システムだけではなく、EUCなど情報系の情報システムも含まれる。このように多面的な観点から学習することによって、MISがビジネス情報を活用するための基礎的基盤となっており、経営戦略を実現するために不可欠なものであることが理解できる。 |
授業における学修の到達目標 |
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情報処理に関する基礎概念を修得した上で,経営学的な観点から経営情報システムの変遷や,理論的フレームワークを理解する。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:情報化社会における企業経営
第2回:企業活動と情報システム 第3回:情報社会を支える情報技術の基盤 第4回:新たな情報処理技術とその応用 第5回:ナレッジマネジメント 第6回:SCMにおける情報技術と組織能力 第7回:IT投資の効果とその測定 第8回:ビジネスプロセス 第9回:インターネットビジネスの戦略とビジネスモデル 第10回:消費者向けネットビジネスとインターネット・マーケティング 第11回:経営情報システムの諸概念 第12回:意思決定を支援する応用ソフトウェア 第13回:オフィス情報システムとEUC 第14回:乱数とシミュレーション 第15回:情報システムの運営と管理 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:経営情報システム 第4版
著者名:宮川公男、上田 泰 発行所:中央経済社 ISBN:9784502091704 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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商業5の1(必修)、商業6の4 |
関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |