コミュニケーション概論 -意思疎通のメカニズム-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DIF210 |
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教員名 | 恵藤 健二 |
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専門 | なし |
出身校等 | 法政大学 法学部 |
現職 | (学)電子開発学園九州 非常勤顧問 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業・前期インターネットメディア授業・後期インターネットメディア授業 |
授業範囲 |
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教科書の序章から8章及び12章 |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。 |
科目の概要 |
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インターネットの普及で、コミュニケーションの形態も変化してきている。人と人とが対面で言葉をかわす従来のコミュニケーションは今後、時代の趨勢に押し流されて存在価値が薄れていくのであろうか。
視覚や聴覚によるコミュニケーション(のろし、太鼓)は紀元前のギリシャや中国などで立派にその機能を果たしていた。それが、今では通信技術を駆使して世界中の人々がインターネットでコミュニケーションが行われる時代となったのである。 この便利で巨大なネットワーク網に包まれて人類はこれからどのようにして意思の疎通を図っていくのであろうか。携帯電話、電子メール、掲示板、チャット、ブログ、SNS などコミュニケーションツールはいろいろ揃ってきた。これらといかに向き合っていくべきかという点も大切なことではあるが、それよりも本科目を通して自己発見、アイデンティティ確立の機会を提供したいと考えている。 |
授業における学修の到達目標 |
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・コミュニケーションの本質を心理学や言語学の観点から把握することができる。
・コミュニケーションを成立させる要素を理解し、説明できる。 ・自己開示がコミュニケーションの始まりであることを理解することができる。 ・自己呈示を磨いて自己表現することを身につける。 ・交渉力の技法について理解することができる。 ・非言語コミュニケーションの重要性を理解し、説明できる。 ・言語とコミュニケーションの関連を把握することができる。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:コミュニケーションの基礎
第2回:自己開示 第3回:自己呈示 第4回:要請と承諾 第5回:非言語コミュニケーション 第6回:言語と思考 第7回:言語と社会 第8回:言語と教育 第9回:言語と文化 第10回:職場の活性化とコミュニケーション 第11回:職場における人材育成とコミュニケーション 第12回:企業経営のコンセプトの変化とコミュニケーション 第13回:国際ビジネスの場におけるコミュニケーション 第14回:動物のコミュニケーション 第15回:インターネットコミュニケーション |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。 (予習)受講内容について、事前にテキストに目を通し把握すること。 (復習)受講後、疑問な点があれば「調べ学習」をしっかり行って理解すること。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
IM授業は、練習問題を解答すると、解答に応じたコメントを画面に表示する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:コミュニケーション学入門 ―心理・言語・ビジネス(初版)
著者名:植村勝彦・松本青也・藤井正志 発行所:ナカニシヤ出版 ISBN:9784888485364 |
参考書 |
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書 名:コミュニケーション学への招待
著者名:橋元良明 発行所:大修館書店 書 名:コミュニケーション・入門(改訂版) 著者名:船津衛 発行所:有斐閣アルマ 書 名:影響力の武器(第3版) 著者名:チャルディーニ 発行所:誠信書房 書 名:新版日米文化の特質 著者名:松本青也 発行所:研究社 |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(選択) |
関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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1979年から4年間、ソフトウェア開発会社に勤務してSEとして顧客のニーズに即したシステム開発を提案してきた。その実務経験をもとに、顧客対応におけるコミュニケーションの重要性、意思疎通の大切さを学生に伝えている。 |