職業指導 -不透明な仕事の世界を生き抜く力-

単位数 ナンバリングコード
2 DBA213
教員名 伊藤 茂樹
専門 工業教育・職業指導・情報と職業・建築計画・建築法規
出身校等 日本大学
現職 北海学園大学 講師  札幌商工会議所 資格試験 講師
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業
授業範囲
学習用プリントと教科書の内容すべて
試験範囲
授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由
(試験に関する注意事項)教科書は必ず持参すること
科目の概要
 本講義は、「大学生のキャリア・ガイダンス論」である。
 進学や就職は、人生を左右する一生の大事であり、将来の選択への現実的な対応が求められている。
その際に必要なことは、産業構造・就業構造の変化や社会の要請を的確に察知し、必要とされる知識・技能や勤労観・職業観をしっかりと身に付け、将来の基盤を築き自立して生きていくことができるようになることが大切である。
 本講義では、日本社会の変化と職業の大きな変革、キャリア開発の中核としてとの職業指導に焦点を当て、小学校から大学までの現場におけるキャリア開発・キャリア教育の実践について検討していく。
 このため、職業指導を学ぶ者や、仕事や将来について考えたい者、学校において進路指導に携わる者として必要な職業指導・進路指導・キャリア教育の基礎的理論を学び、職業をめぐる諸問題や教育の現状・課題・展望等について具体的に考察する。
授業における学修の到達目標
1 職業指導・進路指導・キャリア教育の基本的事を理解し、現場でどのように取り組んでいけばよいか考えることができる。
2 学校における職業教育の現状や課題を理解し、今後の職業教育の在り方や展望について考えることができる。
3 職業に関する基礎知識を理解し、職業と適正・職業と学問との関係・職業資格・就職の現状と就職活動・選考などについて実態を知ることができる。
講義の方針・計画
第1回 職業の語義と種類 産業構造の変化と職業
第2回 組織社会の職業の特質
第3回 キャリア開発と職業指導
第4回 職業指導の指導領域
第5回 職業適性とその分類 職業適性に関する検査及び留意点
第6回 学校から仕事の世界へのキャリア支援1キャリア開発と支援 小学校・中学校
第7回 学校から仕事の世界へのキャリア支援2キャリア開発と支援 高等学校
第8回 学校から仕事の世界へのキャリア支援3キャリア開発と支援 専門学校
第9回 学校から仕事の世界へのキャリア支援3キャリア開発と支援 大学
第10回 大学卒業後のキャリア開発と支援
第11回 雇用に関する権利と義務
第12回 ヨーロッパのキャリア教育・支援
第13回 アメリカのキャリア教育・支援
第14回 進路指導・キャリア教育関連用語のまとめ
第15回 到達度チェック(レポート課題のまとめ)
準備学習
印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。
課題欄が多いので、しっかり最後まで学習してくだそして、そして、日頃から新聞やニュースなどを通して、社会の動向や教育改革の動向に注意を払い、関連事項・資料に関心を持つこと。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
書 名:新時代のキャリア教育と職業指導  免許法改定に対応して
著者名:佐藤史人 他 編著
発行所:法律文化社
ISBN:9784589039538
参考書
書 名:進路指導・キャリア教育の理論と実践(初版)
著者名:吉田辰雄・篠翰 著
発行所:日本文化科学社
その他
強い関心と意欲を持ち、積極的な態度で受講すること。
教科書は必ず購入すること。
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
商業5の1(必修)、商業6の4
関連受講科目
なし
担当教員の実務経験
実務経験なし
レポート課題
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