経済学入門 -競争と市場の役割を学ぶ-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DBA208 |
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教員名 | 長桶 和也 |
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専門 | |
出身校等 | |
現職 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書のp.1からp.240までと巻末の経済学基本用語解説と演習問題解答 |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。 |
科目の概要 |
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テーマ:現代の諸問題を経済学で読み解く
COVID-19により、現代経済は大きく影響を受けつつあります。マスク不足とその価格の高騰に始まり、非常事態宣言による飲食店の営業制限、外出自粛、現金の特別給付、失業率の増加、経済成長率の急落、物価上昇、そして失業など、まさにあらゆる経済問題が噴出しています。現状では我々は知識を学び、こうした問題に対して一つ一つ冷静に対処してゆくしかありません。よって「経済学」を学び、経済問題が生じるメカニズムを考え、理解して、今ある問題を客観的に捉えることができる様に心がけましょう。経済学は、家計や企業の行動を「市場」を通じて扱うミクロ経済学と、一国の経済をどのように分析するかを扱うマクロ経済学に分かれています。本講義では、前者のミクロ経済学を学習します。 本講義では区切りごとに小テストを行います。また、全講義終了後に試験を行います。 |
授業における学修の到達目標 |
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①経済学の基本的な考え方を身につける
②ニュース等で報じられている経済現象を経済学の知識によって理解し、説明できるようになる |
講義の方針・計画 |
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この講義では、教科書「入門経済学 (第4版)」のミクロ経済学のパートについて学習します。
全15回を以下の内容で学習します。教科書の各章との関係は、講義回の冒頭で説明します。 第1回:本講義のイントロダクション 第2回:需給分析とは何か? 第3回:需要曲線と消費者行動 第4回:費用の構造と供給行動 第5回:市場取引と資源配分①市場と価格メカニズム・余剰分析 第6回:市場取引と資源配分②資源配分のゆがみと「市場競争」の原理 第7回:前半講義の復習―「市場」とは何か? 第8回:基礎的知識の強化 第9回:市場の失敗①外部効果 第10回:市場の失敗②公共財 第11回:不確実性と不完全情報①不確実性とは何か 第12回:不確実性と不完全情報②不完全情報の経済学 第13回:ゲーム理論①囚人のジレンマ・チキンゲーム 第14回:ゲーム理論②協調のメカニズム・経済政策・参入阻止行動 第15回:まとめ 学習用プリントに記した内容に特に注意して、学習を進めて下さい。また、教科書の各章の章末には演習問題があります。これも必ず解いて下さい。わからなかった場合は、教科書の本文に戻ったり解答を見たりして理解して下さい。 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:入門経済学(第4版)
著者名:伊藤元重 発行所:日本評論社 ISBN:9784535558175 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |