法学 -裁判の新聞記事を読む前に-

単位数 ナンバリングコード
2 DBA206
教員名 関根 洋
専門 法学、民事法、商法・有価証券
出身校等 北海道大学 大学院 法学研究科 博士課程単位取得中退
現職 北海道情報大学 経営情報学部 講師
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業
授業範囲
教科書第6章・第7章
試験範囲
授業範囲の内容すべて
(持ち込み許可物)一切自由
(試験に関する注意事項)六法を持参してください。
科目の概要
使用する教科書の「法学概論」に相当する箇所を対象とします。取扱われている項目は多岐にわたり、初歩的な問題のみならず、新しくかつ高度な問題も一部に取扱われていますが(平易に書かれているので大丈夫です)、大学教育としてはまさにそこが「頑張りどころ」であるとも言えます。
授業における学修の到達目標
 民法・商法の履修に際して前提となる、法律学に関する基礎的な知識を習得すること。
講義の方針・計画
 教科書は大変判り易く書かれており、学習用プリントの必要もないくらいですが、ともかく教科書を丁寧に読んで精確に理解して下さい。その際、必ず六法を傍らに置いて、引用されている条文(例えば「民法○○条によれば……」など)にも併せて目を通すようにして下さい。判らない用語を調べるために、『法律学小辞典』(有斐閣)を手許に備えることが理想的ですが(憲法、民法、商法等の法学関連科目にも間違いなく役立ちます)、そうできなくても、「要すれば最寄りの図書館等で随時調べる」ことを心掛けて下さい。

第1回:紛争と法 (教科書 第6章 1)
第2回:裁判のしくみ (第6章 2)
第3回:紛争解決方法のいろいろ (第6章 3)
第4回:一般法と特別法 (第7章 1)
第5回:判例法 (第7章 2)
第6回:法の解釈 (第7章 3)
第7回:公法と私法 (第7章 4)
第8回:民事責任と刑事責任 (第7章 5)
第9回:憲法と私たちの生活 (第7章 6)
第10回:自己決定権・プライバシー権・個人情報の保護(第7章 7・8・9)
第11回:男女の平等 (第7章 10)
第12回:生存権の保障 (第7章 11)
第13回:裁判を受ける権利 (第7章 12)
第14回:外国人と人権 (第7章 13)
第15回:コンピューター社会と法 (第7章 14)
準備学習
印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。
印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。
(予習)聴講前に、教科書の該当箇所に目を通してください。
(復習)聴講後に、教科書の該当箇所を読んで、確認してください。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
書 名:法の世界へ(第8版)
著者名:池田真朗ほか
発行所:有斐閣
ISBN:9784641221635
書 名:ポケット六法(令和4年版)
発行所:有斐閣
ISBN:9784641009226
参考書
なし
その他
民法入門・商法の履修を予定している諸君は、この科目を履修することを希望します。
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
商業5の1(選択)
関連受講科目
民法入門・商法
担当教員の実務経験
実務経験なし
レポート課題
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