哲学 -人間と世界について考える-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DCS102 |
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教員名 | 三浦 洋 |
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専門 | 哲学、倫理学、芸術学 |
出身校等 | 北海道大学大学院文学研究科 |
現職 | 北海道情報大学 情報メディア学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業・前期面接授業・後期面接授業 |
授業範囲 |
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教科書の内容全て |
試験範囲 |
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教科書の内容全て
(持ち込み許可物)一切自由。 (試験に関する注意事項)印刷授業の科目試験は、インターネット試験で実施します。その際、教科書は必ず持参すること。 |
科目の概要 |
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哲学は元来、すべての学問を包摂する知的探究の営みです。人間、自然、社会など、およそ世界の存在に関わる事柄はすべて哲学の対象でした。今の社会では、人々の考え方を単純に「哲学」と呼ぶ場合もありますが、学問としての哲学には厳密さが求められ、哲学独特の問題の立て方や探究方法が古来思索されてきたのです。この授業では、古代ギリシャから現代まで歴史を追って著名な哲学者や主要な哲学の潮流を学び、そのことを通じて哲学という学問のあり方そのものを学びます。 |
授業における学修の到達目標 |
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哲学には人間の論理的思考の原型が秘められていますから、自分の力で物事を粘り強く考える姿勢を養うことができます。また、哲学の探究は生き方の思索に結びつきますから、歴史上の哲学者たちが考えてきたテーマを学ぶことは、自分の人生を深く考えるときのよりどころにもなるはずです。これら二点を踏まえ、哲学を単なる知識の寄せ集めとしてではなく、生きた教養として身につけることが目標です。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:哲学のはじまりと「自然の元」の探究
第2回:ソクラテスと「魂の配慮」 第3回:プラトンとイデア 第4回:アリストテレスの人間観 第5回:エピクロスとストア派 第6回:中世のキリスト教哲学 第7回:デカルトと「われ思う」、スピノザとライプニッツ 第8回:ロックとイギリス経験論 第9回:バークリとヒューム 第10回:カントの理論哲学と実践哲学 第11回:ヘーゲルと弁証法 第12回:功利主義と幸福 第13回:マルクスの唯物論 第14回:実存主義と本来の自己 第15回:現代哲学 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。2時間。 印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。 (予習)聴講前に、教科書の該当箇所に目を通してください。 (復習)聴講後に、教科書の該当箇所を読んで、確認してください。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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レポートについては添削し、合格かどうかを判定した上で返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:テキスト 哲学 (初版)
著者名:宇都宮芳明 発行所:丸善プラネット ISBN:9784901689007 |
参考書 |
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なし。 |
その他 |
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なし。 |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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関連受講科目 |
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なし。 |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |