初級中国語 -中国語ビギナーのための入門ガイダンス-

単位数 ナンバリングコード
2 DFL106
教員名 田中 英夫
専門 貿易論・国際関係論・国際経営論・中国語・中国ビジネス論
出身校等 大阪市立大学大学院経営学研究科商学専攻後期博士課程修了(商学博士)
現職 北海道情報大学 教授
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業・前期IPメディア授業・前期インターネットメディア授業・後期インターネットメディア授業
授業範囲
 Ⅰ「発音編」
 教科書「新版」『会話で学ぶ初級中国語(CD付)』(丸善プラネット発行、田中英夫著)
 1頁~18頁の内容
 教科書『誰でも簡単に話せる中国語日常会話(音声再生アプリ付)』(朝日出版社発行、田中英夫著)
 14頁~33頁の内容
 Ⅱ「文法編・読解編」
 教科書「新版」『会話で学ぶ初級中国語(CD付)』(丸善プラネット発行、田中英夫著)
 19頁~70頁の内容
 Ⅲ「会話編・中国語の豆知識編」
 教科書『誰でも簡単に話せる中国語日常会話(音声再生アプリ付)』(朝日出版社発行、田中英夫著)
 132頁~179頁の内容
試験範囲
授業範囲 の内容すべて
 (持ち込み許可物)一切自由
(試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。
科目の概要
 初級中国語の履修を希望する皆さんは、おそらくはじめて中国語を学ぶ人たちが多数でしょう。同じく漢字文化圏に属する日本人にとって、中国語学習のキーポイントとなるのは、何よりも「発音」と「文法」の両者です。このうち、「文法」について見れば、孤独語である中国語には語形変化がないため、欧米語のような複雑さは少なく、比較的に学びやすい言語だといえます。
 しかし、問題なのは「発音」です。現代中国語の漢字音は日本語での漢字音との違いが大きいです。さらに、アクセントによる意味の区別が厳格です。この点が初心者泣かせだともいえるでしょう。
 対面学習の機会に乏しい通信教育課程において、発音発声の学習には相当な困難が伴うことをあらかじめ承知のうえ、各自の努力によってこの壁を突破しようとする受講者が期待されています。
授業における学修の到達目標
 本講義では、初級中国語の発音や基本的な文法事項、および基礎的な会話能力の養成を図ります。
 教育目的は「聴く・話す・読む・書く」という四つの基本的技能を養うことにあります。この目的を達成するために、各自の自主的かつ徹底した反復練習が望まれます。
講義の方針・計画
Ⅰ「発音編」の方針
  初級中国語の母音、子音、四声、軽声、音節の仕組みなどを簡潔に解説し、正確な発音を習得します。
Ⅱ「文法編・読解編」の方針
  課題学習を通じて、初級中国語の文法と読解力を高めます。
Ⅲ「会話編・中国語の豆知識編」の方針
  課題学習を通じて、初級中国語の会話力を高め、中国語の豆知識を身に付けます。
  具体的な講義の計画は以下の通りです。
  第1回:発音編:中国と中国語の基礎知識、単母音とは何か?
  第2回:発音編:複母音とnとngを伴う母音とは何か?
  第3回:発音編:子音とは何か?
  第4回:文法編・読解編:第1課の単語、文法、本文
  第5回:文法編・読解編:第2課の単語、文法、本文
  第6回:文法編・読解編:第3課の単語、文法、本文
  第7回:文法編・読解編:第4課の単語、文法、本文
  第8回:文法編・読解編:第5課の単語、文法、本文
  第9回:文法編・読解編:第6課の単語、文法、本文
  第10回:文法編・読解編:第7課の単語、文法、本文
  第11回:文法編・読解編:第8課の単語、文法、本文
  第12回:文法編・読解編:第9課の単語、文法、本文
  第13回:文法編・読解編:第10課の単語、文法、本文
  第14回:発音編:発音編の総合復習(「音節の仕組み」と「音節の綴りの規則」)
第15回:会話編・中国語の豆知識編:総合復習、会話編(第十三課~第十八課)

注:使用教科書は以下の通りです。
  ※講義計画第1回~第13回
[新版]『会話で学ぶ初級中国語』(丸善プラネット発行、田中英夫著)
  ※講義計画第14回、第15回
  『誰でも簡単に話せる中国語日常会話』(朝日出版社発行、田中英夫著)

IM授業は、1単元~13単元は、上記授業計画の第1回から第13回にあたります。なお、第14回と第15回の授業計画の内容については、『誰でも簡単に話せる中国語日常会話』の以下の頁を参照してください。
 第14回:14頁~33頁
 第15回:132頁~179頁
準備学習
 印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。
 印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。
 初級中国語をマスターするには、前回内容の復習と次回内容の予習が必要なので、受講者全員はかならず予習・復習をして下さい。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
レポートを課した場合は添削してから返却します。
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
IM授業は、練習問題を解答すると、解答に応じたコメントを画面に表示する。
成績評価の方法およびその基準
次項の項目および割合で標準評価基準に基づき総合評価する。 試験:100%
教科書
指定教科書(その1)
書 名:『誰でも簡単に話せる中国語日常会話』(音声再生アプリ付)
著者名:田中英夫
発行所:朝日出版社
ISBN:9784255453491
指定教科書(その2)
書 名:「新版」『会話で学ぶ初級中国語』(CD付)
著者名:田中英夫
発行所:丸善プラネット
ISBN:9784863450066
参考書
特になし
その他
なし
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
関連受講科目
中国語と中国文化や歴史などに興味を持ったら、「海外語学・文化研修(中国大連編)」を履修して下さい。
(正科生Bのみ履修可能)
担当教員の実務経験
実務経験なし
レポート課題
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