進路指導
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DTP289 |
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教員名 | 椿 達 |
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専門 | 教育学(教育制度、学校教育、教師教育、進路指導・キャリア教育、数学教育など) |
出身校等 | 上智大学理工学部数学科卒業、筑波大学大学院教育研究科修了 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書Aの内容
第1章 キャリア教育とは何か 第2章 高等学校におけるキャリア教育の推進のために 第3章 高等学校におけるキャリア教育の実践 教科書Bの内容 第1章 キャリア教育って、なに? 第2章 ウソで固めたキャリア教育? |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)学習プリントの演習課題をすべてやり、ノートにまとめておくこと。 |
科目の概要 |
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わが国のキャリア教育は草創期を経て次のステージに移行していると言われているが、学校現場ではその認識は希薄であり立ち止まっている感がある。それは教師たちのキャリア教育についての理解や推進の意義・必要性についての認知が不足しており、知識が不十分であることも一つの原因となっている。本科目では、進路指導・キャリア教育の政策の背景(経緯)や理論を理解し、今日のキャリア教育を実践していく意義・必要性、発達の段階にふさわしいキャリア教育実践の在り方について学び、高等学校における進路指導・キャリア教育の実践の改善と充実の方策について考察する。 |
授業における学修の到達目標 |
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①わが国の進路指導・キャリア教育について,歴史的政策的な経緯や理論を踏まえ,学校教育のなかで進路指導・キャリア教育がどのような役割を担い,どのような意義を持つ教育活動であるのか,さらにこれからどのような教育実践が求められていくのかについて理解し、説明することができる。
②特に高等学校における進路指導・キャリア教育の政策やその批判を通して,キャリア教育の理解を深め,実践的課題は何であるか等の見通しをもち,将来の実践者としての進路指導・キャリア教育の指導基盤をつくり、授業における具体的な構想を述べたり指導案を作成することができる。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:キャリア教育の定義・政策経緯と背景
第2回:キャリア教育の目標 第3回:キャリア教育の意義 第4回:キャリア教育と進路指導 第5回:キャリア教育推進の組織 第6回:キャリア教育計画の作成 第7回:キャリア教育の連携 第8回:インターンシップの在り方 第9回:キャリア教育の評価 第10回:キャリア教育のウソ(1)キャリア教育って、なに? 第11回:キャリア教育のウソ(2)ウソで固めたキャリア教育? 第12回:キャリア教育のウソ(3)「キャリアプラン」なんて、立てられるの? 第13回:高等学校におけるキャリア発達 第14回:系統的なキャリア教育の実践 第15回:教科におけるキャリア教育の実践 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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疑問や質問がある場合にはその都度、回答する。
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:高等学校キャリア教育の手引き(初版) …教科書A
著者名:文部科学省 発行所:教育出版 ISBN:9784316300580 書 名:キャリア教育のウソ(ちくまプリマー新書197)(初版)…教科書B 著者名:児美川孝一郎 発行所:筑摩書房 ISBN:9784480688996 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修) |
関連受講科目 |
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「教育課程論」,「教育の方法と技術」または「教育方法論と総合的な学習の時間の指導法」、「教科教育法」など |
担当教員の実務経験 |
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1986年から2015年まで29年間,北海道立高校で教員(2011年から教頭)の経験が在り,高校現場の実態を踏まえた進路指導・キャリア教育を通して,教師を目指す学生たちの教職の基盤づくりに資するような講義に努めている。 |