学校教育相談
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DTP290 |
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教員名 | 五浦 哲也 |
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専門 | 特別支援教育、生徒指導、教育相談、カウンセリング、教育心理学 |
出身校等 | 北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床専攻 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書の内容すべて |
試験範囲 |
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教科書の内容すべて
(持ち込み許可物)インターネット試験は、一切自由。会場試験は、自筆ノート(印刷物の貼付不可) 。 (試験に関する注意事項)学習プリントを参考に教科書の内容をノートにまとめて持参してください。 |
科目の概要 |
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教育現場では不登校,いじめ,非行等,多くの教育問題を抱えています。教師は、このような教育課題に対応していく際に、児童生徒の心に寄り添い、発達課題をふまえた児童生徒理解に基づき、成長を促していく教育相談に関する知識・技能を身に付けていることが求められています。また、日常の学級経営や授業や保護者支援においても教育相談の知識・技能は重要となってきます。このようなことをふまえ本科目では、教育相談における知識・技能として、基礎的な理論、アセスメント、カウンセリング基本技法、発達段階について学びます。さらに学校における教育課題は、学校だけでは対応が難しい状況も多々あります。そこで、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、学校外の専門機関との円滑な連携によるチーム支援についても学びます。 |
授業における学修の到達目標 |
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教職を目指す皆さんが,学校という視点から,教育相談・カウンセリングについて十分理解でき,教師として必要な学校教育相談の基礎理論を自覚的に考察できるようにする。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:学校教育における教育相談の意義と課題
第2回:教育相談に関わる心理学の基礎的な理論 第3回:学校におけるカウンセリング 第4回:カウンセリングの基本技法 第5回:教育相談におけるアセスメント 第6回:幼児期の発達課題と教育相談 第7回:児童期の発達課題と教育相談 第8回:思春期・青年期の発達課題と教育相談 第9回:いじめ問題への対応 第10回:不登校(園)と教育相談 第11回:保護者支援と教育相談 第12回:学級担任が行う教育相談 第13回:学校全体で進める教育相談 第14回:スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの役割 第15回:専門機関との連携 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めてもらいます。教科書全体について関連する内容や教育動向などについて2単位で90時間かけて学習を深めていくことを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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レポートにコメントを入れて返却します。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:教育相談の理論と方法(初版)
著者名:会沢信彦 編著発行所:北樹出版 発行年:2019年 ISBN:9784779305986 |
参考書 |
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特になし |
その他 |
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特になし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修) |
関連受講科目 |
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生徒指導、特別支援教育論 |
担当教員の実務経験 |
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1985年から京都市、北海道で31年間、公立小中学校教員の勤務経験がある。教員時代には、常に教育相談理論に即し、効果的な教育相談のあり方を模索してきた。教員経験に基づき、学生が教育相談における理論的・実践的な知識を身に付け教育現場に結びつけていくことに努める。 |