教育課程論
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DTP275 |
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教員名 | 椿 達 |
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専門 | 教育学(教育制度、学校教育、教師教育、進路指導・キャリア教育、数学教育など) |
出身校等 | 上智大学理工学部数学科卒業、筑波大学大学院教育研究科修了 |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書A:第1章~4章、7章、9~14章 教科書B:前文、総則 |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)学習プリントの演習課題をすべてやり、ノートにまとめておくこと。 |
科目の概要 |
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教育課程は,学校教育の目的や学校の教育目標を達成するため,教育内容を生徒の心身の発達に応じ,授業時数の関連において総合的に組織した教育計画であり、学校が教育活動を行う上での中心的な役割を担います。従って,自校の教育課程を編成し,それを円滑に実施する基本的な力量はすべての教師に求められるものです。学習指導要領の意義や法制,改訂の歴史,編成・実施・評価の方法などの理解を通して,教育課程経営を学び実際の教育課程・授業計画の編成にかかわって教科・特別活動・総合的な学習の時間の扱いと評価について学びます。 |
授業における学修の到達目標 |
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①教育課程に関する基本的事項および我が国の教育課程行政の仕組みを理解するし、説明することができる。
②学習指導要領の変遷とその主な特徴を把握し、わが国の教育課程行政の仕組みを理解し、説明することができる。 ③現行の学習指導要領の理念や改訂内容を把握し,これから学校に求められるカリキュラム・マネジメントについて論考し、自分の考えを述べることができる。 |
講義の方針・計画 |
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第1回 教育課程の意義
第2回 教育課程編成の思想と構造 第3回 近代・現代日本の教育課程の歩み 第4回 教育課程の編成と諸要因 第5回 高等学校学習指導要領と教育課程編成の実際(特色) 第6回 高等学校学習指導要領と教育課程編成の実際(要点) 第7回 高等学校学習指導要領と教育課程編成の実際(改善の方向) 第8回 2008年学習指導要領改訂の経過と特徴 第9回 学校経営・学級経営・生徒指導と教育課程との関連 第10回 各教科と道徳・特別活動・総合的な学習の時間の関連 第11回 教育課程と評価 第12回 カリキュラム開発と学力向上策 第13回 国際学力調査の教育課程改革への影響 第14回 「高等学校 学習指導要領」(平成30年告示)「前文」を読む 第15回 「高等学校 学習指導要領」(平成30年告示)「第1章総則」を読む |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:[改訂新版]教職をめざす人のための教育課程論
著者名:古川治ほか編 発行所:北大路書房 ISBN:9784762830624 書 名:高等学校学習指導要領(平成30年3月告示) 著者名:文部科学省 発行所:「その他」欄を参照 |
参考書 |
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書 名:新しい時代の教育課程[第4版]
著者名:田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵 発行所:有斐閣 書 名:改訂版 教育課程編成論-学校は何を学ぶところか- 著者名:安彦忠彦 発行所:NHK出版 |
その他 |
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高等学校学習指導要領(平成30年3月告示)は、文部科学省のホームページにあるPDFファイルの前文と第1章総則(1から23ページ)をダウンロードしてください。 |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修) |
関連受講科目 |
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「教育方法論と総合的な学習の時間の指導法」と「進路指導」における学習内容が関連しています。 |
担当教員の実務経験 |
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1986年から2015年まで29年間、北海道立高校で教員(2011年から教頭)の経験が在り、高校現場の実態を踏まえた指導方法や技術の指導を通して、教師を目指す学生たちの教職の基盤づくりに資するような講義に努めている。 |