教育社会学
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DTP274 |
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教員名 | 尾川 満宏 |
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専門 | 教育社会学 |
出身校等 | 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期 修了 博士(教育学) |
現職 | 広島大学大学院 人間社会科学研究科 准教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書および学習用プリントのすべて |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)教科書を必ず持参すること |
科目の概要 |
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本講義では、〈子ども〉という存在や、子どもと社会、子どもの文化をめぐる私たちの認識や語り方を、さまざまな題材を通して徹底的に問い直す。この作業を通じて、教育をめぐる社会問題や文化事象を社会学的な視点から考察し、教師あるいは大人として、子どもや教育にどのように携わることが可能かについて検討する。 |
授業における学修の到達目標 |
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受講生諸氏が、自身の子ども観や教育観、学校観を問い直し、現代社会における子どもの育ちや生活をどのようにとらえ、支援していこうとするのかについて、学習成果にもとづく自己の変容を説明できるようになることを目指す。 |
講義の方針・計画 |
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第1回 オリエンテーション:本講義での学び方
第2回 社会変容のなかの子ども1:「創造物としての子ども」「子ども社会研究における子ども観」 第3回 社会変容のなかの子ども2:「『大人になる』とはどういうことか?」 第4回 教育の理念、制度とその課題1:「子どもの貧困と教育機会」 第5回 教育の理念、制度とその課題2:「教室の中の子どもたち」 第6回 教育の理念、制度とその課題3:「学力の社会学」 第7回 教育の理念、制度とその課題4:「受験競争からみる子ども社会」 第8回 教育の理念、制度とその課題5:「『学校化』する大学と『生徒化』する学生」 第9回 子ども・学校・地域等1:「日本の近代化と悪戯っ子たち」 第10回 子ども・学校・地域等2:「ピーターパンのエクリチュール」 第11回 子ども・学校・地域等3:「ポスト心理主義時代の『子ども』の多元的解放」 第12回 学校・子どもをめぐる現代的諸問題1「ラベリングといじめ」 第13回 学校・子どもをめぐる現代的諸問題2「『学校の怪談』と子ども文化」 第14回 学校・子どもをめぐる現代的諸問題3:「特撮ヒーロー番組に描かれるジェンダー」 第15回 まとめ:学校と子どもの世界を読み解く |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:『入門・子ども社会学―子どもと社会・子どもと文化―』 (初版)
著者名:南本長穂・山田浩之編著 発行所:ミネルヴァ書房(2015年) ISBN:9784623071500 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(選択必修)、商業5の1(選択必修)、高校数学5の1(選択必修)、中学数学5の1(選択必修) |
関連受講科目 |
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「教育制度論」、「進路指導」、「生徒指導」、「特別活動論」 |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |