統計概論 -データから情報を引き出すために-

単位数 ナンバリングコード
2 DIF418
教員名 笹山 智司
専門 非線形偏微分方程式
出身校等 北海道大学 大学院 理学研究科 博士(理学)
現職 北海道情報大学 情報メディア学部 講師
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業・前期面接授業・前期インターネットメディア授業・後期インターネットメディア授業
授業範囲
教科書P1~P54, P173~262、学習用プリントに「飛ばして構わない」と記載ある内容については除く。
試験範囲
授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由
科目の概要
 統計学は,経験的に得られたバラツキのあるデータから,数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす手法の一つである。この統計的手法は、実験計画、データの要約や解釈を行う上での根拠を提供する学問であり,幅広い分野で応用されている。この講義では連続型確率変数・連続型分布関数を導入し,統計推定及び検定について理解・適用することを目的とする。
授業における学修の到達目標
記述統計においては,データの特性値やまとめ方を理解する。推測統計においては,連続的な確率分布の数表の使い方を理解し,推定・検定を行えるようになること。
講義の方針・計画
第1回:度数分布表
第2回:データの特性値
第3回:散布度
第4回:相関と回帰
第5回:標本分布I
第6回:標本分布II
第7回:推定I(点推定、特に最尤法)
第8回:推定II(区間推定、特に母平均)
第9回:推定III(区間推定、母分散と母比率)
第10回:検定の考え方
第11回:平均の検定
第12回:等平均の検定
第13回:分散の検定・等分散の検定
第14回:母比率の検定
第15回:適合度の検定・独立性の検定
準備学習
印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。
印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。
(予習)聴講前に、教科書の該当箇所に目を通してください。
(復習)聴講後に、教科書の該当箇所を読んで、確認してください。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
書 名:スッキリわかる確率統計 –定理の詳しい証明つき-(初版)
著者名:皆本 晃弥
発行所:近代科学社
ISBN:9784764904835
参考書
書 名:基礎統計学I 統計学入門
著者名:東京大学教養部統計学教室
発行所:東京大学出版会
その他
なし
試験期間
シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修)、高校数学6の4、中学数学6の4
関連受講科目
「一変数の微分法」、「一変数の積分法」、「多変数関数の解析」、「確率論」、「ベクトル空間と線形写像」、「行列と連立方程式」
担当教員の実務経験
実務経験なし
レポート課題
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