心理学 -こころと行動のしくみを探る-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DCS101 |
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教員名 | 稲田 尚史 |
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専門 | 心理学(臨床心理学・認知心理学) |
出身校等 | 北海道大学 大学院 文学研究科 文学修士 博士(医学) |
現職 | 九州産業大学 人間科学部臨床心理学科 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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第1講 心理学とはなにか(p.1)~第16講 適応の障害と心理療法(p.204) |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)科目試験は、インターネット試験で実施します。 印刷授業においては、学習用プリントを参考にしながらテキストをよく読み、要点をノートにまとめよく理解しておくこと。 |
科目の概要 |
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心理学は人の心の働きや行動を通して研究する学問である。一般的な心理学のイメージは、心理検査や心理療法など、個人の心の状態を調べたり、適応を改善したりする臨床的なイメージが強いかもしれない。しかし、心理学は人の行動に関わる様々な機能を研究対象としており、基礎的なメカニズムからその応用に至るまでその範囲は非常に広い。学習範囲が大変広いので、学習用プリントを基本として教科書や参考図書を用い、それぞれの項目について自己の体験と関連づけながら理解するよう心がけて欲しい。 |
授業における学修の到達目標 |
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ここでは、一般教養としての心理学の学習を目指しており、できるだけ広く偏りのない心理学の基礎的知識とその基本的考え方を学んで欲しいと考えている。心理学を学ぶことで、身の回りの様々な疑問が解決するという単純なものではないが、人間とはどのようなものかを知り、自分を知り、他人を知るという過程を経て、自己の成長に繋げて貰えるならば望外の喜びである。単に事柄を記憶するのではなく、自分の身の回りの出来事や経験と結びつけながら、体験をもとにした学習を進めてくれることを願っている。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:心理学とはなにか・行動の発生
第2回:要 求 第3回:要求と行動 第4回:知 能 第5回:性 格 第6回:性格の形成 第7回:感 情 第8回:学 習 第9回:記 憶 第10回:認知と思考 第11回:感 覚 第12回:視聴覚 第13回:個体の発達 第14回:社会心理 第15回:適応の障害と心理療法 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:心理学(新版)
著者名:大山 正、詫摩武俊、中島 力 発行所:有斐閣 ISBN:9784641111028 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(https://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2022科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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大学院附属臨床心理センターにおける相談・指導
北海道・札幌市・福岡県 スクールカウンセラー 精神科病院での検査・相談 豊富な臨床経験に基づき、心理臨床場面や日常生活での様々な場面の具体例について、心理学の観点から考察を行うことができるような教育を実施する。 |