ベンチャービジネス論 -知識の新たな組み合わせがイノベーションを起こす-

単位数 ナンバリングコード
2 DBA403
教員名 坂本 英樹
専門 マーケティング論 ベンチャービジネス論
出身校等 北海道大学大学院
現職 北海道情報大学教授
授業形態
前期印刷授業・後期印刷授業・前期面接授業
授業範囲
教科書の第1編経営学を考える
    第2編ビジネスプランを創る
    第3編ベンチャービジネス
試験範囲
授業範囲と同じ
(持ち込み許可物)一切自由
科目の概要
 こんにち,楽天,リプロセル,サイバーエージェントといったベンチャービジネスが注目を集めています。こうしたベンチャービジネスの主要なプロセスは,イノベーションとマーケティングに基づいた新たな市場の開拓です。
 ベンチャービジネスは,マーケティングと密接な関係をもっています。企業のマーケティング活動によって創造された新たな価値をもった商品が,新しい市場を開拓していくとき,ベンチャービジネスが生起するのです。とくに,現代のグローバル化が進展したビジネス社会のなかで,ベンチャービジネスは,国境を超え,国際ビジネスのフィールドを広げています。
 この講義では,こうした国際ビジネス環境のなかで,ベンチャー企業の事業展開に必要な経営資源は何であり,企業家によって,いかに経営資源がコーディネートされ,新しいビジネスが生起するのかを,マーケティング論,経営戦略論,経営組織論における最新の理論,現実のベンチャービジネスの事例と関連づけて学習していきます。とくに,将来,企業家を目指す学生には,ベンチャービジネス論の履修を推奨します
授業における学修の到達目標
 ベンチャービジネス論では,ビジネスモデル,イノベーション,資本市場の概念を,具体的な事例を通して習得していくことを講義の目的とする。
講義の方針・計画
第1回:経営学とベンチャービジネス
第2回:ベンチャービジネスとはなにか
第3回:ビジネスモデル
第4回:経済発展の理論
第5回:Schumpeter のイノベーション
第6回:イノベーションの探求
第7回:会社設立
第8回:貸借対照表と損益計算書
第9回:キャッシュフロー計算書
第10回:資本市場
第11回:資金調達
第12回:ビジネスインキュベーション
第13回:ビジネスインキュベーション事例
第14回:株式公開
第15回:ベンチャービジネスと経営戦略
準備学習
印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。
(予習)聴講前に,教科書の該当箇所に目を通してください。2時間
(復習)聴講後に,教科書の該当箇所を読んで,確認してください。2時間
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
要望により評点の開示
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。
成績評価の方法およびその基準
試験:100%
教科書
書 名:経営学とベンチャービジネス
著者名:坂本英樹
発行所:白桃書房
ISBN :4561255362
参考書
特になし
その他
1.関連受講科目を同時受講することを通して、効果的かつ効率的な単位修得が可能である。
2.ベンチャービジネスの概念を具体的な企業事例を通して学習するスタイルになっている。
3.概念を暗記することなく、教科書を読んで、その内容を理解して、独自の考えを提示できれば、単位の  修得が可能で、日常生活での経験を生かして楽しみながら学習できる内容になっている。
試験期間
シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照
学習プリント
あり
教職科目
商業5の1(必修)、商業6の4
関連受講科目
「アントレプレナーシップ論」、「マーケティング論」、「ブランドマネジメント」
担当教員の実務経験
実務経験なし
レポート課題
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