データ伝送のしくみ -データはどのように相手に伝わるのか?-
| 単位数 | ナンバリングコード |
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| 2 | DIF310 |
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| 教員名 | 中島 潤 |
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| 専門 | 情報通信 |
| 出身校等 | 北海学園大学大学院経営学研究科 博士課程単位取得退学 博士(経営) |
| 現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
| 授業形態 |
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| 前期印刷授業・後期印刷授業 |
| 授業範囲 |
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| 学習用プリントの内容すべて |
| 試験範囲 |
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| 学習用プリントの内容すべて
(持ち込み許可物)自筆ノート(印刷物の貼付不可) |
| 科目の概要 |
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| この講義では、データ通信の基礎を学習する。はじめに、我々の身の回りでデータ通信がどのように活用されているのか、そしてそれらがどのような歴史的過程を経て発展し、現在にいたっているのかを概観する。
次に、データ通信システムの基本構成を確認した後、各構成要素においてどのような技術が開発され、使用されているのかを学習する。すなわち、データの表現方法、データを構成する各ビットの伝送方法、送受信間のタイミングの合わせ方、信号形態の変換方法、複数の信号を多重する方法などである。また、伝送途中で、データの品質が劣化するメカニズムについても学習する。 |
| 授業における学修の到達目標 |
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| データの確実かつ高速な伝送を実現するために、どのような技術が用いられているのかについて、考え方、原理、しくみを具体的なレベルで理解することを目標とする。 |
| 講義の方針・計画 |
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| 第1回:通信の歴史
第2回:データ通信とは 第3回:データ通信システムの基本構成 第4回:各構成要素のはたらき 第5回:データ通信システムの進展 第6回:データとは 第7回:データ伝送のしくみ 第8回:アナログ通信からディジタル通信へ 第9回:波形伝送(1) ベースバンド伝送 第10回:波形伝送(2) 帯域伝送 第11回:多重化(1) 周波数分割多重 第12回:多重化(2) 時分割多重 第13回:通信回線の分類 第14回:専用回線 第15回:携帯電話 |
| 準備学習 |
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| 印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
| 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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| 印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
| 成績評価の方法およびその基準 |
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| 試験:100% |
| 教科書 |
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| 書 名:わかりやすいデータ通信(第1版)
著者名:石坂充弘 発行所:オーム社 (上記教科書の新規購入はできません) |
| 参考書 |
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| なし |
| その他 |
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| 当該科目については、2019年度までに履修登録していて、再履修する場合のみ受講可能です。
(教科書を所持していることが再履修の条件です。) |
| 試験期間 |
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| シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照 |
| 学習プリント |
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| あり |
| 教職科目 |
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| 関連受講科目 |
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| 「データ通信システム」 |
| 担当教員の実務経験 |
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| インターネットの黎明期から今日まで一貫して情報通信ネットワークの構築・運用実務に従事し,本学の学内ネットワークの運用管理をも引き受けている。授業では最近の情報伝送技術を理解するために必要な最低限の知識を中心に扱う。 |