現代経済学 -ニュースによく出る経済学-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DBA211 |
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教員名 | 山崎 慎吾 |
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専門 | 経済学、公共経済学、財政学、地方財政論 |
出身校等 | 北海道大学 大学院 経済学研究科 博士(経済学) |
現職 | 札幌学院大学 講師 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書のp.241からp.485までと巻末の経済学基本用語解説と演習問題解答 |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切自由 (試験に関する注意事項)教科書は必ず持ちこんでください。 |
科目の概要 |
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この講義では経済全体を見る視点から経済学を学びます。ニュースや新聞等で最近よく目にするインフレや円安などはマクロ経済学で学習する範囲です。その他のマクロ経済学のキーワードはGDP、財政政策、金融政策、失業、為替レート、経済成長などです。これらのテーマはニュースや新聞でよく扱われることからもわかるように、一つ一つが私たちの生活に密着しています。しかし、例えば財政政策や金融政策という言葉を新聞などで目にした時、なぜその政策を行うのかという疑問を持つ人も多いでしょう。そういった疑問について考え答えられるようになるために学習し、政府の行う政策の意義や目的について考えていきましょう。また、このように経済全体を大きく扱う経済学をマクロ経済学と呼びます。 |
授業における学修の到達目標 |
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新聞やニュースで登場する経済問題や財政政策、金融政策(例えばインフレ、円安、買いオペ、売りオペ、景気循環、GDP、経済成長、財政支出、金融緩和や金融引締など)について理解し、その背景にある問題や出来事を理解、推測できるようになることを目標とします。例えば金融緩和が行われたといった時に、金融緩和とはどのような政策かについて理解しており、更に金融緩和が行われたことでこれからどうなるかについて推測出来るようになることが目標です。 |
講義の方針・計画 |
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この講義では、教科書「入門経済学 (第4版)」のマクロ経済学のパートについて学習します。
全15回を以下の内容で学習します。各回のタイトルは教科書の各章各節のタイトルと合わせています。 第1回:経済をマクロからとらえる マクロ経済学とGDP 第2回:経済をマクロからとらえる マクロ経済における需要と供給 第3回:有効需要と乗数メカニズム マクロでみた需要 第4回:有効需要と乗数メカニズム 需要の決定とマクロ経済の均衡 第5回:貨幣の機能 貨幣の定義と機能、マネーサプライと信用乗数 第6回:貨幣の機能 貨幣供給と物価 第7回:マクロ経済政策 財政政策と金融政策 第8回:マクロ経済政策 マクロ経済政策をめぐる論争 第9回:インフレ・デフレと失業 インフレーション、デフレーション 第10回:インフレ・デフレと失業 失業 第11回:高齢社会の財政運営 第12回:経済成長と経済発展 経済はなぜ成長するのか、資本蓄積と経済成長 第13回:国際経済学 為替レート 第14回:国際経済学 比較優位 第15回:復習 学習用プリントに記した内容に特に注意して、学習を進めて下さい。また、教科書の各章の章末には演習問題があります。これも必ず解いて下さい。わからなかった場合は、教科書の本文に戻ったり解答を見たりして理解して下さい。 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:入門経済学(第4版)
著者名:伊藤元重 発行所:日本評論社 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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関連受講科目 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |