マーケティング論 -自社の顧客であり続けてもらうための方法-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DBA204 |
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教員名 | 坂本 英樹 |
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専門 | マーケティング論 ベンチャービジネス論 |
出身校等 | 北海道大学大学院 |
現職 | 北海道情報大学教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業・前期IPメディア授業・前期インターネットメディア授業・後期インターネットメディア授業 |
授業範囲 |
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教科書の第1章,第2章,第3章,第5章,第6章,第7章,第8章,第10章 |
試験範囲 |
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授業範囲と同じ
(持ち込み許可物)一切自由 |
科目の概要 |
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どんなに優れたプロダクトであっても,そこにマーケットのニーズが存在しなければ,それらは売れません。こんにちの企業には,顧客満足を実現するプロダクトと流通システムが求められているのです。そのためには,消費者はどのような性質をもち,いかなる購買プロセスを経て商品を購入するのか,そして,どのようなときに満足するのかを知ることが重要となります。しかも,消費者は一様ではありません。パソコンを購入する場合を想定しても,家電量販店で購入する人もいれば,デルやジャパネットたかたで購入する人たちも存在します。また,日本最北端の旭山動物園には,一時期,東京の上野動物園を上回る入園者が訪れましたが,そこには歴然とした理由が存在するのです。
企業は,こうした消費者を知ることをとおして,自らにとっての顧客を選別し,効果的なビジネス展開を行うことができるようになります。企業のマーケティング担当者は,マーケティング活動をとおして,どのような商品を開発し,価格を決定し,それらをいかなる手段で流通させるかの意思決定を行っていきます。その過程で,マーケットのもつ特徴が調査され,消費者の求める商品をいかに開発していくのかが決定されるのです。マーケティング論では,こうした知識を理論的に学習していきます。講義では,これらの知識にくわえて,ブランドやサービスに関する最新の理論の修得も行っていきます。 |
授業における学修の到達目標 |
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マーケティング論では,マーケットのニーズに応えるための知識,ならびに,スキルやノウハウを修得することを講義の目的とする。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:マーケティングへの招待
第2回:マーケティングのコンセプト 第3回:顧客価値と顧客満足 第4回:マーケティングプロセス 第5回:サービスマーケティング 第6回:マーケティング機会の分析 第7回:セグメンテーション 第8回:ターゲティング 第9回:ポジショニング 第10回:マーケティングミックスの策定 第11回:プロダクト 第12回:プライス 第13回:プレイス 第14回:プロモーション 第15回:マーケティング戦略 |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
印刷授業以外の授業形態において、以下の準備学習を行う。 (予習)聴講前に,教科書の該当箇所に目を通してください。2時間 (復習)聴講後に,教科書の該当箇所を読んで,確認してください。2時間 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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要望により評点を開示
印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 IM授業は、練習問題を解答すると、解答に応じたコメントを画面に表示する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100%
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教科書 |
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書 名:ここから始める経営学 ―エッセンシャル・アプローチ―
著者名:坂本英樹 発行所:千倉書房 ISBN :480510922X |
参考書 |
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特になし |
その他 |
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1. 関連受講科目を同時受講することをとおして、効果的かつ効率的な単位修得が可能である。
2. マーケティングの概念を具体的な企業事例をとおして学習するスタイルになっている。 3. 概念を暗記することなく、教科書を読んで、その内容を理解して、独自の考えを提示できれば、単位の修 得が可能で、日常生活やビジネスでの経験を生かして楽しみながら学習できる内容になっている。 |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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商業5の1(必修)、商業6の4 |
関連受講科目 |
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「ブランドマネジメント」、「ベンチャービジネス論」、「アントレプレナーシップ論」 |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |