教育実習II

単位数 ナンバリングコード
2 DTP392
教員名 椿 達
専門 教育学(教育制度、学校教育、教師教育、進路指導・キャリア教育、数学教育など)
出身校等 上智大学理工学部数学科卒業、筑波大学大学院教育研究科修了
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
教員名 中村 正巳
専門 教育哲学(教師論)、学校教育相談学(教育カウンセリング心理学)
出身校等 玉川大学大学院 文学研究科教育学専攻 博士課程後期
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
教員名 五浦 哲也
専門 特別支援教育、生徒指導、教育相談、カウンセリング、教育心理学
出身校等 北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床専攻
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
授業形態
前期面接授業・後期面接授業
授業範囲
教育実習の体験
試験範囲
教育実習の体験
科目の概要
 「教育実習」は、専門職としての教師を志す学生が、大学で学んだ専門分野と教職に関する知識技能などを基礎として、学校での教育活動を実際に体験するために、設けられているものです。
 従って、「教育実習」は、教職課程においては、課程の全体を集約する科目として位置づけられ、必修科目として通常は4年次に履修することになっています。全体の構成は、「教育実習I」(1単位)と「教育実習II」(2単位:中高共通)と「教育実習III」(中学校の教育実習を実施する場合で2単位)の3つからなっています。
 「教育実習II」は、「教育実習I」の「事前指導」が終了した後で、出身校などの実習校において、実際に教育活動に参加して行う実習です。期間は2~3週間です。
授業における学修の到達目標
 実際の教育活動に参加するにあたり、既習の個々の知識や技能を統合した実践的な指導力の向上と、新たな研究課題(学習課題)の発見、教職に対する適性の有無の確認などを行う
講義の方針・計画
 「教育実習」は、実習校が作成した指導計画に基づいて進められます。その間、校長先生をはじめ多くの先生から指導を受けることになります。特に、専門教科やホームルーム経営については、担当する先生から全期間を通じて指導を受けることになります。
 実習する内容は、学習指導・生徒指導・ホームルーム経営・教務事務・勤務のあり方・校務分掌業務・部活動指導等多岐にわたりますが、いずれも実際の教育活動に即して指導を受けることになります。
 実習の形態には、実習校の先生方の教育活動を見て学ぶ「観察実習」、指導される先生の指示を受けて、教育活動の一部分を担当する「参加実習」、指導される先生の手を離れて、自らの創意工夫と責任で行う研究授業などの「応用実習」等があります。その他必要に応じて講義・説明なども入ります。
 教育実習を通じて、学校の教育活動の全体の仕組みや教師の心・仕事の内容、教えることの難しさ、生徒と心が通じ合った時の喜びなど、いろいろなことを体験することになります。自分の人間的あるいは学問的な未熟さ、湧き出てくる教職への新たな意欲、職業であることの厳しさ等も実感することになります。これらは、いずれもかけがえのない貴重な体験であります。
 教育実習で得る多くの経験は、実習校の多くの方々の善意からの贈り物です。このことを自覚し、学ぶものとしての謙虚な心を持ち、何事にも積極的に取り組む心構えが求められます。
準備学習
教育実習Ⅰの事前指導で学習した映像等を視聴し、教育実習の準備をする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
教育実習について、疑問や質問がある場合にはその都度、回答する。
成績評価の方法およびその基準
その他:100% [ (教育実習日誌,実習高等学校からの出席簿・評価表。「教育実習I」と関連させ,総合的に評価します。 ]
教科書
「教育実習I」に同じ。
参考書
「教育実習I」に同じ。
その他
特になし
試験期間
試験実施なし
学習プリント
教職科目
情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修)
関連受講科目
教育実習Ⅰ
担当教員の実務経験
椿 達
1986年から2015年まで29年間、北海道立高校で数学の教員(2011年から教頭)の経験が在り、教師を目指す学生たちの教職の土台となるような実践的な授業づくりに努めている。

中村正巳
1980年から1990年まで、10年間、栃木県の公立中学校教諭の実務経験がある。この実務経験を授業の折々に伝え、教育現場の様子が想像ができるような教育を実施している。

五浦哲也
1985年から31年間、京都市及び北海道の公立小中学校で教員経験がある。教務部や研修部及び教育実習生の担当経験を活かし、教育実習を通して学生が主体的かつ深い学びができるよう実践に即した授業づくりに努めている。
レポート課題
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