教育実習I

単位数 ナンバリングコード
1 DTP391
教員名 椿 達
専門 教育学(教育制度、学校教育、教師教育、進路指導・キャリア教育、数学教育など)
出身校等 上智大学理工学部数学科卒業、筑波大学大学院教育研究科修了
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
教員名 中村 正巳
専門 教育哲学(教師論)、学校教育相談学(教育カウンセリング心理学)
出身校等 玉川大学大学院 文学研究科教育学専攻 博士課程後期
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
教員名 五浦 哲也
専門 特別支援教育、生徒指導、教育相談、カウンセリング、教育心理学
出身校等 北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床専攻
現職 北海道情報大学 経営情報学部 教授
授業形態
前期面接授業・後期面接授業※「教育実習I」の「事前指導」は教材の視聴にて行う
授業範囲
教育実習の事前・事後の指導内容
試験範囲
教育実習の事前・事後の指導内容
科目の概要
 「教育実習」は、専門職としての教師を志す学生が、大学で学んだ専門分野と教職に関する知識技能などを基礎として、学校での教育活動を実際に体験するために、設けられているものです。
 従って、「教育実習」は、教職課程においては、課程の全体を集約する科目として位置づけられ、必修科目として通常は4年次に履修することになっています。全体の構成は、「教育実習I」(1単位)と「教育実習II」(2単位:中高共通)と「教育実習III」(中学校の教育実習で2単位)の3つからなっています。
 「教育実習I」は、学校で行う「教育実習」(訪問実習)を、より充実・発展させることをねらいとしているものです。内容は、訪問実習の準備をするための「事前指導」と教育実習の成果を定着させ、発展させるための「事後指導」の二つに分かれています。
授業における学修の到達目標
 実際の教育活動に参加するにあたり、既習の個々の知識や技能を統合した実践的な指導力の向上と、新たな研究課題(学習課題)の発見、教職に対する適性の有無の確認などを行う。
講義の方針・計画
1 事前指導
  「事前指導」は、訪問実習の直前に行う指導だけを意味するものではなく、実習校決定の
   前後における一連の指導をも含むものですが、教材では実習の直前に行う「事前指導」
   に限定して行います。主な内容は次の通りです。

 ・「教育実習」の意義・目的、実習の概要
 ・「教育実習」の一般的な心構えと具体的な準備
 ・「教育実習日誌」の書き方 ※教材視聴後レポート提出

 レポート課題(事前指導)
  形式 A4版 40×30行(1200字)
  内容 (1)、(2)について、それぞれ1200字程度
   (1)授業実習にあたって心得ておくべきことについて書きなさい。(1200字)
   (2)教育実習に向かうにあたって、自分にとって、これから解決すべき課題を
    書きなさい。(1200字)

2 事後指導
  「事後指導」の授業の内容は、次の通りです。

  ・実習内容を整理して「教育実習レポート」(A4版・40字×30行、3枚程度)に
   まとめる。

  ※実習終了後、2週間以内に、『教育実習日誌』と「教育実習レポート」を大学に
    提出すること
準備学習
事前指導のレポート作成のため、指定する映像を視聴し、教育実習を受講するための準備を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
教育実習について、疑問や質問がある場合にはその都度、回答する。
成績評価の方法およびその基準
レポート:100%
教科書
書 名:教育実習の手引(第7版)
    教育実習日誌(第4版)
著者名:北海道私立大学・短期大学教職課程研究連絡協議会編
発行所:学術図書出版社
参考書
書 名:「新編教育実習の常識」
著者名:教育実習を考える会編
発行所:蒼丘書林
その他
特になし
試験期間
試験実施なし
学習プリント
あり
教職科目
情報5の1(必修)、商業5の1(必修)、高校数学5の1(必修)、中学数学5の1(必修)
関連受講科目
教育実習Ⅱ
担当教員の実務経験
椿 達
1986年から2015年まで29年間、北海道立高校で数学の教員(2011年から教頭)の経験が在り、教師を目指す学生たちの教職の土台となるような実践的な授業づくりに努めている。

中村正巳
1980年から1990年まで、10年間、栃木県の公立中学校教諭の実務経験がある。この実務経験を授業の折々に伝え、教育現場の様子が想像ができるような教育を実施している。

五浦哲也
1985年から31年間、京都市及び北海道の公立小中学校で教員経験がある。教務部や研修部及び教育実習生の担当経験を活かし、教育実習を通して学生が主体的かつ深い学びができるよう実践に即した授業づくりに努めている。
レポート課題
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