情報科教育法I
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DTP276 |
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教員名 | 木津 宜之 |
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専門 | 工業教育、情報教育、教育相談 |
出身校等 | 北翔大学大学院生涯学習学研究科 修士(生涯学習学) |
現職 | 専門学校高等課程教諭 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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教科書及び学習用プリントの内容すべて |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)一切不可 |
科目の概要 |
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平成11年3月の高等学校学習指導要領の全面改定の際に新設された普通教科「情報」及び専門教科「情報」は、平成21年3月に公示された高等学校学習指導要領で、教科名は共通教科情報科、専門教科情報科に改められた。
それぞれの科目も、普通教科の3科目が2科目に、専門教科は11科目が13科目になった。従来の科目の内容の移動・変更等はあるが、情報教育の基本的な観点については大きな変更はない。 また、共通教科情報科の科目構成の改善では、「いずれの科目も設定して生徒が主体的に選択できるようにすることが望まれる」とある。従前のように、学校が1科目を選択して開設するのではなく、2科目を同時に開設することになり、情報科の教員の養成は一層急務となった。 なお、新学習指導要領に関して、「学習用プリント」の「はじめに」の後段を参照されたい。 |
授業における学修の到達目標 |
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本講では、情報に関する教育の変遷から入り、共通教科情報科、専門教科情報科の新設・改訂の経緯、及び各教科・科目の目標やその指導内容と取扱いの方法、更に、配慮事項について学習する。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:情報教育の変遷について
第2回:共通教科情報科について 第3回:共通教科情報科の目標と科目編成について 第4回:「社会と情報」について 第5回:「情報の科学」について 第6回:共通教科情報科の指導計画の作成について 第7回:共通教科情報科の内容の取扱いについて 第8回:専門教科情報科について 第9回:専門教科情報科の目標と科目編成について 第10回:基礎的科目と総合的科目について 第11回:応用選択的科目―システムの設計・管理分野―について 第12回:応用選択的科目―情報コンテンツの制作・発信分野―について 第13回:専門教科情報科における教育課程の編成について 第14回:専門教科情報科の指導計画の作成と内容の取扱いについて 第15回:中学校「技術・家庭」との関連について |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:高等学校学習指導要領解説 情報編(平成22年5月)
著者名:文部科学省 発行所:開隆堂出版 |
参考書 |
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なし |
その他 |
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なし |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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情報5の1(必修)、情報6の4 |
関連受講科目 |
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特に専門教科情報科では、免許法で定める「教科に関する科目」の内容に強く関連している。受講者はすでにそれらの内容については概ね理解できているものとして、本講では詳細に扱っていない。理解できていない、あるいは、これまでに学習していない場合には、その内容を独学しながら受講する覚悟が求められる。 |
担当教員の実務経験 |
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2005年より専門学校高等課程教諭として、高等学校段階にある生徒に対する工業及び情報の教科の授業を担当し、担任としても学級運営に携わっている。工業では電子情報技術や実習などを担当。情報では共通科目である社会と情報を担当している。これらの経験をもとに情報科教員としての基本的な視点を持てるよう努めていきたい。 |