データ通信システム -データを間違いなく相手に伝える-
単位数 | ナンバリングコード |
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2 | DIF409 |
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教員名 | 中島 潤 |
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専門 | 情報通信 |
出身校等 | 北海学園大学大学院経営学研究科 博士課程単位取得退学 博士(経営) |
現職 | 北海道情報大学 経営情報学部 教授 |
授業形態 |
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前期印刷授業・後期印刷授業 |
授業範囲 |
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学習用プリントの内容すべて |
試験範囲 |
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授業範囲すべて
(持ち込み許可物)自筆ノート(印刷物の貼付不可) |
科目の概要 |
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この講義では、データ通信システムについて学習する。はじめに、その設計思想であるネットワークアーキテクチャを理解する。その上で、コンピュータ同士が人間の手を借りずにデータ通信を行うために考案された手順や規約、さらに誤りが発生したときの検出法および対処法を学習する。
次に、LAN、交換網、インターネットなどの現実のデータ通信システムがどのように構成され、データがどのように伝達および処理されるのかを学習する。 |
授業における学修の到達目標 |
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伝送されたデータが、データ通信システムの中でどのように処理され、どのような経路で相手に届くのかについて、具体的なイメージを描けることを目標とする。 |
講義の方針・計画 |
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第1回:ネットワークアーキテクチャとは
第2回:OSI参照モデル 第3回:インターネットのアーキテクチャ 第4回:伝送制御とは 第5回:HDLC手順 第6回:誤り制御とは 第7回:CRC符号(1) 第8回:CRC符号(2) 第9回:通信ソフトウェアの位置づけ 第10回:データ処理の流れ 第11回:LANとは 第12回:Ethernet 第13回:パケット交換網 第14回:フレームリレー網とATMネットワーク 第15回:インターネットのしくみ |
準備学習 |
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印刷授業は、教科書や学習用プリントなどを基に自学自習で学習を進めますが、授業範囲の内容の他に、教科書の内容全体を2単位で90時間かけて学習することを目安としています。
わからない用語や内容は、参考文献等で検索することが準備学習として必要になります。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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印刷授業は、提出されたレポートについて講評を付与して返却する。 |
成績評価の方法およびその基準 |
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試験:100% |
教科書 |
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書 名:わかりやすいデータ通信(第1版)
著者名:石坂充弘 発行所:オーム社 (上記教科書の新規購入はできません) |
参考書 |
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なし |
その他 |
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当該科目については、2019年度までに履修登録していて、再履修する場合のみ受講可能です。
(教科書を所持していることが再履修の条件です。) |
試験期間 |
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シラバス検索画面トップページ(http://syllabus-tsushin.do-johodai.ac.jp/)下部の「2020科目試験時間割」を参照 |
学習プリント |
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あり |
教職科目 |
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関連受講科目 |
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「データ伝送のしくみ」 |
担当教員の実務経験 |
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インターネットの黎明期から今日まで一貫して情報通信ネットワークの構築・運用実務に従事し,本学の学内ネットワークの運用管理をも引き受けている。授業では最近の情報伝送技術を理解するために必要な最低限の知識を中心に扱う。 |